主の降誕夜半ミサ

2021年12月24日(金)主の降誕夜半ミサ

 

 “闇の中を歩む民は、大いなる光を見、死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。

あなたは深い喜びと 大きな楽しみをお与えになり 人々は御前に喜び祝った。ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。

ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。……

その名は、「驚くべき指導者、力ある神 永遠の父、平和の君」と唱えられる。”(イザヤ9.1-3 5-6)

 

 本河内教会の主の降誕夜半ミサが午後7時から捧げられ、冷たい雨にもかかわらず多くの参加がありました。

ミサは聖歌とキャンドルの光の中を山口主任神父様に抱かれた御子イエスさまのご像が馬小屋に運ばれ、救いの歴史におけるご降誕の様子が再現されて始まりました。

 

 「世の光」として、この世に来られたイエスさまの誕生を皆で賛美しながら、飼い葉桶のイエスさまに各自のキャンドルを捧げました。また私たちの心にも、「世の光」であるイエスさまが誕生し、世の闇を照らす光となることができるよう祈りました。

 

 山口主任神父様の説教は、“救い主イエスさまは一体何から私たちを救ってくださったのか”という疑問から始まりました。教会は“罪からの救い”を教えていること。私たちが謙遜を忘れなければ私たちの罪や弱さなどの暗闇を照らす光であるイエスさまを恐れる必要はない。イエスさまご自身でさえ神でありながら人間であるマリアさまとヨゼフさまにすべてを委ねられたように、私たちも謙遜を忘れず全てを神に委ねることが大切だと話されました。