主の降誕・夜半ミサ

2019年12月24日(火) 主の降誕・夜半ミサ

 

 本河内教会では主の降誕を祝う夜半ミサが、午後8時より捧げられました。 
 聖歌の流れる中、まず主司式の李神父様に抱かれた御子イエス様のご像が聖堂内の馬小屋に安置され、2千年前のご降誕の様子が再現されました。

 続いて信徒全員によるキャンドルサービスが行われ、御子イエス様にろうそくの光を捧げました。このキャンドルサービスは「世の光」として、この世に来られたイエス・キリストの誕生を祝い記念として行われるものです。
 そして参加者は、一人ひとりの心の中にも、「世の光」であるイエス・キリストが誕生するように願い、この世の闇を照らす光となることができるよう祈りながらミサにあずかりました。
   
 説教で李神父様は、子供の頃の馬小屋作りの思い出を紹介しました。お父さんが作る手作りの馬小屋は、木の枝や段ボールを使い、非常に時間がかかり、子供にとっては退屈で、怒られたそうです。大人になった今は、お父さんは馬小屋を子どもと一緒に作り、一緒に御子イエス様をお迎えしたかったのだろうと理解ができ、お父さんに感謝しているとのこと。そして私たちの日々は生まれた御子イエス様を探す旅であり、飼い葉おけの中に寝ているイエス様を探し求めて歩み続けることは大切なことだと話されました。

 

 ミサ後は主の降誕の喜びの中、レデンプトール会のシスター手作りのクッキーが主任・助任神父様より一人一人にプレゼントされ、皆笑顔で受け取っていました。