8月14日(日)聖マキシミリアノ・マリア・コルベ司祭殉教者祭日
年間第20主日に当たるこの日、本河内教会では長崎大司教区の許可を得て、聖マキシミリアノ・マリア・コルベ司祭殉教者祭日の典礼が捧げられました。
第二次世界大戦中アウシュヴィッツ強制収容所で、死刑を言い渡された妻子ある士官の身代わりとなって亡くなったコルベ神父様は、「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」(ヨハネ15.13)というキリストの愛を実践した現代の殉教者です。コルベ神父様の日本での宣教の拠点であった本河内教会にとっては特に大切な祝日であり、条件を満たすと全免償を受けられる日となっています。
今年の夏は暑さが厳しく、連日のように熱中症警戒アラートが発令され、加えてコロナの感染急拡大が懸念される中、厳重な注意を払いながら多くの信徒がミサに集まりました。
参加者は、人間の尊厳を剥奪された過酷極まりない状況にありながらも衰えを知らない、コルベ神父様の不屈の信仰と燃える愛を称え、取り次ぎを願いました。