聖フランシスコ(アシジ)祭日ミサ

2021年10月4日(月)聖フランシスコ(アシジ)祭日ミサ

 

 アシジの聖フランシスコの祭日にあたり、本河内教会において午前10時30分から記念のミサが捧げられました。

 この日は本河内教会の設立母体であるコンベンツァル聖フランシスコ修道会と本河内教会にとって特別な祝日です。ミサは山口主任神父様の司式で、在世フランシスコ会のメンバーを中心に市内各地からの参加がありました。清貧と謙遜を貫き、すべての被造物を通して神様への賛美と感謝に生きた聖フランシスコの取り次ぎを願う祈りに満たされたミサとなりました。

 またミサ後、聖母の騎士修道院で修練中の志願者が紹介されました。本人からも召命の実りに向けた祈りのお願いがあり、参加者から励ましの拍手が送られました。

 

 

【聖フランシスコ(アシジ)修道者:今から約800年前、イタリア・アシジの裕福な家庭に生まれたフランシスコは、青年時代は放蕩生活を送りましたが回心し、父親から受けた財産をすべて放棄して福音に従って生きることを選びました。同志のために優れた会則を作り、教皇に認可され、また女子修道会や在俗信徒のための第三会などを設立しました。神への深い愛から、生きとし生けるものすべてを慈しんだ聖フランシスコは、後に森や洞窟に暮らすようになり、動植物、そして太陽や水といった自然そのものとより深く心を通わせました。フランシスコが説教を始めると、鳥たちが舞い降りてきて聞き入ったというエピソードが伝えられています。】