無原罪の聖マリアミサ

無原罪の聖マリア祭日ミサ 12月9日(月)
  
 12月9日(月)午前9時より、本河内教会において、無原罪の聖マリア祭日ミサが捧げられ、市内各地からの参加がありました。
 無原罪の聖マリアの祭日は、本来12月8日に祝われていますが、今年は待降節第2主日と重なったため、翌日の9日に移動しています。本河内教会の保護の聖人は無原罪の聖マリアであり、この日は小教区にとっても大切な日となっています。
  
 司式した山口主任神父様は、長崎教区の保護の聖人も無原罪の聖マリアであること、またコルベ神父様は無原罪の聖マリアを強調し、最初の修道院は無原罪の園と名付けたことなどを紹介しました。その上で大切なことは、私たちの罪以上に神の恵みに気付くことであり、あらゆる罪から守られた聖母マリアと共に降誕祭の準備をいたしましょうと呼びかけました。
  
 なお、この日は本河内教会のルルドに参詣し、条件を満たすと全免償を受けられる日でもあり、マリア様の青いマントを思わせる青空の下、ミサ後にルルドで熱心に祈る人の姿がありました。

  

 

~無原罪の聖マリア~
聖母マリアが、全能の神の特別な恩恵と特典によって、その懐胎の最初の瞬間において、原罪のすべての汚れから前もって   保護されていたという、カトリック教会における教義です。1854年12月8日に教皇ピオ9世により正式に信仰箇条として宣言されました。
また、1858年3月25日には、フランスのルルドで少女ベルナデッタに聖マリアが現われ「わたしは無原罪の御宿りです」という意味の言葉を言われました。